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名单

  • 賢司 澤田

  • 名单 SMG 1,265
    ソウルに住んで4年経ち、今までにソウル市内で写真展(大学路にあった空間塁)を2回ほど開催しました。以前はブログ(グーグルブロガー)でソウルの写真を公開していたのですが、現在はフェイスブックで、ソウルの写真及び自分独自の視点で情報を発信しております。フェイスブックではまだ、ファンベージがないですが、“澤田賢司”と言う名前で登録しています。自分の顔写真のURLは以下に示すアドレスです。 http://a4.sphotos.ak.fbcdn.net/hphotos-ak-ash2/59397_103100646421199_100001637920206_19733_2706357_n.jpg 以下に、自分のソウル紹介の考えの趣旨を紹介します。 ①きっかけ、写真展《ノイズ》を通して 私のこの企画の原点は、ソウルの街の《ノイズ》の発見からでした。 元々自分の観光のスタイルは、既存のツアーから抜け出して、観光バスの車窓からなにやら気になる風景を発見し、その場所に行ってみることでした。そして、ソウルに住んで、はじめて発見したのは市場の路地裏や町工場、貧困街の魅力。そこには、ガイドブックにはけっして載っていない庶民の生活、雑然としたアジア的な風景がありました。そして、そこに、私は強烈な《ノイズ》を発見し、その中毒性にハマり、その結果として、数年前大学路の空間塁にて写真展《ノイズ》を開催しました。 以下は、その展示会のプロフィール概要。 写真展《ノイズ》 “街にはさまざま〈からだ〉がある。なんでもない〈からだ〉はなんて面白いんだろう。一方、街から〈ノイズ〉が排除される傾向はより強まっており、無意識のうちに社会はノイジーな〈もの〉や〈こと〉を嫌悪する。街の〈からだ〉が本来もっているであろう魅力が嫌悪(=排除、差別)の対象になったらこれほど気味の悪いものはない。排除される〈ノイズ〉を擁護し、ノイジーな〈からだ〉の魅力を擁護するとき、表現に価する”。この言葉は演劇家であり、評論家である宮沢章夫氏の言葉だ。 この言葉は、私の都市風景の考え方を変えた。そして、この言葉にインスピレーションを得て、都市の風景をファインダーにおさめる生活が始まった。…………金属を切ったり削ったりする金切り音、オイルの匂い、山積みされた鉄板、ネジ、歯車。…………資本主義に翻弄された都市群衆のヴェールを抜け出し、その残骸として残っている〈ノイズ〉を愛情の眼差しでファインダーにおさめて、ソウルの本物の表現を読み取ろうと試みた。(おわり) 私は最初、ただ見えるその表面的な〈ノイズ〉を発見することだけに喜びを感じていました。しかし、長年写真を撮っている間、その場で出会った人々との会話や様子、調べた情報や歴史を知るうちに、深くその魅力に愛着を感じるようになりました。 ②そして、洞内(ドンネ)と言う言葉への愛着 韓国の方に、どこで買い物をしますか?と質問すると洞内(ドンネ、町内)と答えが返ってくる。韓国の洞内には、必ずって言っていいほど、商店街や市場があり毎日大変賑わっており、韓国の方は自分の住んでいる町内で買い物をしているのだ。 商店街には、百貨店に見られるような最先端のファッションは無いものの、工夫を凝らしたファッション関係の店、雑貨屋、化粧品屋、飲食店、カフェなどが軒を並べ、若い人を対象とした店が結構あり、日本の商店街と比べると羨ましいぐらい若い活気がある。そして、大型スーパーに押され気味ながら残っている三鮮(野菜、魚、肉)を取り扱う在来市場も、施設の近代化(アーケードの設置、駐車場の整備、観光市場化など)による活性化で大型スーパーに対抗し、安くて新鮮、そして人情をウリにして頑張っている。そのような韓国人の地元への愛着を見て、私はその“洞内(ドンネ)”と言う言葉に対し、とても愛着を感じるようになった。 ③韓国の歴史と記憶の断片、在来市場、町工場、タルトンネ そして、もう一つ愛着をもっているのが、再開発で無くなりつつある小さな在来市場、町工場、タルトンネ(月の街の意味、貧困街)だ。崩れかけたようなそして、高度成長期かと思われるような古い建物が軒を並べる在来市場と町工場、月に届きそうな眺めのよい丘陵地の上でひっそりとした生活を見ることができるタルトンネ。それらには必ず迷路の様なコルモッキル(路地)があり、貧しくも強かに生き働く人々の様子、路傍にある貨物用のバイクや自転車など、そこで暮らす人々の人生の一部となりうる空間の魅力を発見できるのだ。そして、これらは、すべて古い衣を着た韓国の歴史と記憶の断片なのだ。韓国人にとっては、在来市場やタルトンネを懐かしい風景と見ることができるし、日本人にとっても日本の高度成長期に見られたような風景に共感する部分が見られると思う。 ただ、韓国人にとってこのような貧しい風景は他国には見せたくないと言う感情も存在する(だれでも汚い部屋は他人に見られたくない)が、外国人である私がこれらの風景や人々の生活に焦点をあてることは、日韓の壁を超えて共有できる何かを発見できるのではないかと考えている。 ④強烈なコントラストの様相を見せる高層マンション群の過去 さらにもう一つ。愛着ではないがとても特徴的な風景として、周辺の低層住宅に対して強烈なコントラストの様相を見せる壮大な高層マンション群の景観だ。韓国のマンションは日本と違い街の中心部ではなく、山の上や山裾沿いに建てられることが多い。これらの場所は元々タルトンネがあった場所だ。マンション開発の裏には、今までの人生を歩んで来た生活の場を奪われ、近所付き合いが奪われ、記憶の一切をなくされてしまった過去が存在する。もとを辿れば、タルトンネは生活の場所を奪われた人々が住んでいる街であり、過去に奪われて住み着いて、また奪われた場所がいまの高層マンション群と言っていいほどである。そういった悲惨な歴史の上に現在の姿があることを伝えていきたいと考えている。 ⑤散歩ブーム 日本では、にわかに街中散歩がブームだ。東京の歴史を紐解いて街歩きの楽しさを紹介したNHKの「ブラタモリ」、身近な下町の魅力、人情、人々の生活を散歩を通して紹介するテレビ朝日の「ちい散歩」など。小型で高性能なカメラ利用者の増加によって、写真を撮りながら身近な風景に触れる散歩は一つのレジャーとして確立されてきている。近くて安くて美味い韓国は、円高によって日本人観光客が益々増加し、韓流ブームによる日韓交流が盛んになり、とても身近な存在になっている。しかし、いま韓国で行なわれている観光は、たとえば、伝統な歴史建築の観光を見ると、集客を目的として観光商品化(テーマパーク化、イベント化、ドラマパッケージ商品化など)され、その歴史や背景に関心を持つ玄関口となるものの、そのほとんどは深く浸透して考えることを停止させ、ただたんに楽しむと言うようなことが行なわれているように思われる。わたしは、韓国、今住んでいるソウルにおいて、普通の観光ではない先に述べた洞内散歩の視点で撮った写真作品を通して、韓国の魅力を紹介できたらと考えている。 長文失礼しました。以上よろしくお願いします。

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